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有名選手の移籍はチームへの裏切り行為?
ヨーロッパサッカー界にはライバルチームに移籍した際に、裏切り者として、対戦時などに大きなブーイングを受けることがあります。
2017年8月にバルセロナ所属のブラジル代表ネイマールが、バルセロナからの退団希望を発表し、パリSGへの移籍がウワサされていますが、バルセロナの新たな裏切り者に認定されるのでしょうか?
過去の裏切り者に認定された有名選手
過去に、移籍によって裏切り者に認定されている選手を紹介します。
ルイス・フィーゴ 禁断の移籍 サッカー界最大のタブー(バルセロナ⇒レアルマドリード)
サッカー界最大のタブーとされている禁断の移籍として非常に有名な話ですね。
ペレス会長第一次政権の銀河系軍団を作ったレアルマドリードの一員として当時バルセロナに所属していたフィーゴを、当時の移籍金最高額約73億円(6,000万ユーロ)で、2000年にライバルであるレアルマドリードに移籍。
禁断の移籍として、フィーゴ自身が経営する日本料理店が破壊されるまでの騒動に発展。
その後も、大きく激しいブーイングやコーナーキック時の激しいゲキなど引退するまで、裏切り者扱いは続きました。
セスク・ファブレガス 同じロンドンのライバルチームへ(アーセナル⇒バルセロナ⇒チェルシー)
アーセナルで頭角を現したセスク・ファブレガスはバルセロナを経由して同じロンドンに本拠地を置く、アーセナルのライバルであるチェルシーに移籍。
アーセナルではキャプテンマークをつけていて、サポーターに非常に愛されていた選手のライバルチームへの移籍はサポーター達に大きなショックを与え、裏切り者扱いされてしまいます。
マヌエル・ノイアー どんなに愛されていてもライバルへの移籍は許されない(シャルケ⇒バイエルン・ミュンヘン)
20年間在籍し、日本代表内田篤人選手の所属するシャルケのサポーターから非常に愛されていたドイツ代表の近代型ゴールキーパーの先駆者マヌエル・ノイアー。
日本のウッチーとも非常に仲が良かったことで知られています。
2011年にドイツ最大の強豪バイエルン・ミュンヘンイに移籍しましたが、シャルケとの対戦時はブーイングを浴びています。
どんなに長い間愛されていても、ライバルへの移籍はやはり裏切り者として許されないのですね。
ロナウド 世界最高のストライカーのライバルチームへの移籍(バルセロナ⇒インテル⇒レアルマドリード⇒ACミラン)
世界最高のストライカーとして一時代を築いた元ブラジル代表のロナウド。
レアルマドリードからACミランに移籍した際に、インテルサポーターから裏切り者扱いされたロナウド。
インテルからレアルマドリードへの移籍の際にはバルセロナサポーターから大きな批判はなかったのが不思議なところ。
【2017年注目】ネイマール バルセロナ⇒パリSG
すでにバルセロナサポーターのみならず、各チームの有名選手や監督から様々な意見がとびかっているネイマールの移籍騒動。
バルセロナの盤石のメッシ、ネイマール、スアレスによるMSNの突然の解体に残念な気持ちを隠し切れません。
移籍金は史上最高の約291億円(2憶2200万ユーロ)とウワサされ、この金額も批判をあびる理由のひとつでしょう。
ネイマールの退団は2017年8月3日現在正式発表されていますが、パリSGへの入団は正式発表されていません。(※2017年8月4日現在正式にパリSGへの移籍発表)
もしネイマールがレアルマドリードへ移籍していたら、フィーゴ以上に大騒動に発展していたかもしれませんね。
考えただけでもゾッとしま・・・
裏切り者と呼ばれる選手はバルセロナに関係していることが多い??
ここまであげた選手の多くがバルセロナの所属経験がある選手というのは偶然でしょうか?
バルセロナは世界一人気なサッカーチームと呼ばれ、そのスタイルは模倣されることも多々あります。
日本の楽天がスポンサーになったバルセロナには何かあるのでしょうか?
まとめ
どんなにチームやサポーターから愛されていても、ライバルチームへの移籍は許されるものではなく、大事な選手から一気に裏切り者に認定されてしまうのがサッカー界。
愛されているがゆえに・・・とも得るかもしれんせんが・・・
いずれにしろ気になるのは来年のネイマール選手がどのような評価をされているかです。
世界最高のサッカー選手であるネイマール選手の栄冠を邪魔することだけは避けてほしいですね。