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Jリーグの主なチームをヨーロッパのチームに重ねてみる
Jリーグの特徴のある主なチームをヨーロッパの各リーグに例えるならどのチームになるか考えてみようと思います(2017年J1所属チームのみ)
若干無理矢理な感じになるものもありますが・・・
鹿島アントラーズ=ユベントス
堅守が特徴で勝つことについてはJリーグ所属チームNo1と言われる鹿島アントラーズをヨーロッパのチームに例えるなら、イタリアのカテナチオを象徴する1-0の美学を持つセリエAの王者ユベントスではないでしょうか?
ユベントスはチャンピオンズリーグではなかなか優勝できませんが、国内では絶対的な強さを誇ります。
国内実績では圧倒的な歴史を誇る鹿島アントラーズですが、ACLで優勝はまだありません。
そんなところも似ているかも?
浦和レッズ=マンチェスターユナイテッド
サポーターによる「We are REDS」と赤い壁が印象的な浦和レッズをヨーロッパのチームに例えるなら、同じ赤をチームカラーとするイングランドプレミアリーグのマンチェスターユナイテッドが思いつきました。
どちらも攻撃的なサッカースタイルであり、赤い悪魔。
シーズンによって苦戦するシーズンと驚異的に強いシーズンがあるところも共通しています
横浜Fマリノス=チェルシー
カウンターサッカーで堅実な試合運びから毎年失点数が少なく、いつの間にかJリーグの上位に食い込んでくる横浜Fマリノスをヨーロッパのチームに例えるなら、イングランドプレミアリーグのチェルシーではないでしょうか?
同じ青をチームカラーとし、守備が土台にある横浜Fマリノスとチェルシー
毎年失点が少ないことが特に共通しています。
関連記事⇒Jリーグ横浜F・マリノスの特徴的なサッカースタイルが噛み合ったらどうなるか?
ジュビロ磐田=マンチェスターシティ
中村俊輔選手などのスター選手が所属し、強いがなかなか優勝できないジュビロ磐田をヨーロッパのチームに例えるなら、イングランドプレミアリーグの同じようなチームカラーを持つマンチャスター・シティでは?
どちらのチームも攻撃を売りとし、スター選手が多く所属する点も似ています。
ヴィッセル神戸=レアル・マドリード
日本有数の豊富な資金を背景に、毎年スター選手を多く獲得するヴィッセル神戸をヨーロッパのチームに例えるなら、スペインリーガエスパニョーラ、銀河系軍団のレアルマドリードでは?
あの元ドイツ代表ポトルスキーが加入したヴィッセル神戸ですが、戦力で言えば、J屈指の戦力です。
ただし、レアルマドリードはタイトルの常連ですが、ヴィッセル神戸はなかなかタイトルを獲得できず、J1リーグの順位もぱっとしませんが・・・
ガンバ大阪=バルセロナ
攻撃のイメージが強いガンバ大阪をヨーロッパのチームに例えるなら、スペインリーガ・エスパニョーラのバルセロナかな?
ガンバ大阪の遠藤保仁選手、バルセロナのイニエスタ選手、中盤にゲームの流れを変え、決定的な仕事のできる替えの効かない選手がいます。
どちらのチームも中盤には自国の選手、前線に外国人を使うところも共通しています。
セレッソ大阪=アーセナル
若手の積極的な起用や育成がうまいセレッソ大阪をヨーロッパのチームに例えるなら、こちらも若手の発掘に定評のあるイングランドプレミアリーグ、ベンゲル監督のアーセナルがあてはまるのではないでしょうか?
アーセナルは比較的若いチームなので、セレッソ大阪も共通するところがあるのでは?
川崎フロンターレ=セビージャ
Jリーグでもトップクラスの攻撃的なチームの川崎フロンターレをヨーロッパのチームに例えるなら、スペインリーガ・エスパニョーラのセビージャをあげます。
どちらも攻撃的なチームですが、リーグのトップ集団からは一つ下のグループに位置している共通点があります。
サンフレッチェ広島=バイエルンミュンヘン
可変システムを先駆けで導入したチームであるサンフレッチェ広島をヨーロッパのチームに例えるなら、ドイツブンデスリーガの不動の王者バイエルンミュンヘンを選んでみました。
可変システムの先駆者という共通点からです。
2017シーズンは不調ですが、降格争いの経験のあるチームなので、きっとリーグ後半で調子を上げてくるでしょう。
FC東京=ASローマ
日本の首都東京のチームであるFC東京をヨーロッパのチームに例えるなら、セリエAのイタリノの首都に本拠地をおくASローマをあてはめてみました。
今シーズンで引退の決まっているFC東京のレジェンド石川直宏選手、昨シーズン限りで引退を表明したフランチェスコ・トッティ選手はどこか共通するところがあるような気がします。
首都つながりと強いがなかなかタイトルはとれないということも共通点です。
柏レイソル=ボルシア・ドルトムント
Jリーグの1部にいるのが当たり前ですが、あまり目立たない柏レイソルをヨーロッパのチームに例えるなら、ドイツブンデスリーガのボルシア・ドルトムントをあげます。
どちらも黄色のチームカラーであり、降格を味わい、チームを若返らせた共通点からです。
まとめ
どうでしたか?
無理矢理あてはめたチームもいくつもありましたが(笑)
Jリーグのチームは日本特有の特徴があるもので、ヨーロッパのチームにあてはめるのが、意外に難しかったです。
追記:日本代表も日本独自のスタイルを?
サンフレッチェ広島や浦和レッズの日本特有の可変システムがあるように、かつてオシム監督が目指したように、日本代表もどこかの国をモデルにするのではなく、日本代表特有のサッカースタイルを追い求めるべきかもしれませんね。