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高速カウンターが魅力なカウンターサッカーの特徴や重要なポジション

現代の主なサッカースタイルには、レアルマドリードや現在のブラジル代表、ハリルジャパンが目指す縦に早い「カウンターサッカー」とバルセロナやスペイン代表の代名詞といえる「ポゼッションサッカー」と、があります。

カウンターサッカーとは?

カウンターサッカーとは、相手のボールを奪った後に相手のディフェンス態勢が整う前に縦に素早く推進し、ゴールを陥れるサッカースタイルのことです。

日本では最近、ハリルジャパンの代名詞として縦に早いサッカーとも呼ばれています。

ボール支配率よりもいかに素早くボールをゴールに近づけるかを重視するため、試合を通してのボール支配率は低くなる傾向があります。

守備的なサッカーと揶揄されることの多いカウンター戦術ですが、実はヨーロッパの舞台では世界最高のチームのひとつであるレアルマドリードの高速カウンターは相手チームの脅威となっています。

カウンターサッカーに必要なことは?

攻撃をシュートで終わらせる

カウンターサッカーでは攻撃をシュートで終わらせることが非常に重要になります。

フォワードの選手は前線に残る傾向が強く、ディフェンスラインで奪ったボールが一直線にフォワードの選手にわたることが多いです。

そして、渡ったボールを確実にシュートで終わらせることが必要です。

そうしなければ逆カウンターくらうことになるので、大ピンチに繋がってしまいます。

二次攻撃の戦術

フォワードに渡ったボールをシュートに繋げることができなかった場合に、ボールをキープして味方の上りを待って再度攻撃をしかける二次攻撃の戦術が必要です。

二次攻撃の準備をしない場合、ボールをキープしているフォワードの選手が相手ディフェンスに囲まれてボールを奪われてしまい、攻撃が終了してしまいます。

ゴール決定力

日本代表に長く言われている決定力不足というキーワードですが、ヨーロッパを見渡してみると、レアルマドリードには絶対的なゴールハンターのクリスティアーノロナウド、過去にはブラジルのロナウドなど、世界最高のゴール決定力を持った選手がいます。

しかし、実はレアルマドリードなどの試合を見ていると、意外にシュートミスは多く、ゴールを決め切ることよりもシュートで終わらせることを重視していることがわかると思います。

カウンターサッカーのメリット

カウンターサッカーのメリットは何といっても、格下のチームが格上のチームを倒すジャイアントキリングの可能性にあります。

また、守備に比重をおけるため失点を減らす効果もあります。

守りを固めるので失点が少なくなる

カウンターサッカーでは攻撃に手数や選手をかけないことが多いため、守備に比重を置くことができます。

そのため失点数を少なくすることができます。

番狂わせを多数演出

サッカーの醍醐味のひとつである番狂わせ、いわゆすジャイアントキリングは、守備を固めたチームがカウンターでワンチャンスをものにして、焦った強豪のプレー精度がおちて最終的に格下が格上に勝つことがあります。

このようにカウンターサッカーは、弱者が強者を倒す方法として有名な戦術です。

カウンターサッカーで重要なポジション

カウンターサッカーではセンターラインの選手たちが特に重要なポジションになります。

また、セットプレーも大きなチャンスになるため、フリーキックの得意な選手がいると戦術の幅がひろがります。

ゴールキーパー

カウンターサッカーでは相手がボールを持つことが多いので、必然的に相手の方がシュート本数が多くなります。

そこでゴールキーパーはゴールを守りきるまさに守護神の働きが求められます。

ディフェンダー

センターバックもサイドバックも、攻撃よりも確実に守備の仕事をこなすことが求められます。

サイドバックには、カウンターの失敗時に二次攻撃に繋げる、攻撃失敗時にすばやく自陣に戻ることが求められるため、スタミナが必要とされます。

ボランチ

ボランチはボールを刈り取るアンカーとしての仕事はもちろん、前線の選手や前線のスペースにある程度の精度のボールを数回に1回は供給する能力が必要です。

センターフォワード

サッカーは点を獲らなければ勝てません。

しかしカウンターサッカーの場合は守備の機会が多くなるため攻撃のチャンスはすくなくなったり、攻撃に人数をかけることができない場合が多いです。

そこで、センターフォワードには個人で打開できる個の力、味方の上りで二次攻撃に繋げる場合のキープ力、少ないチャンスを確実にモノにする決定力相手のゴールに近い位置でファールを誘う巧さなど、攻撃の選手としての能力を高いレベルで求められます。

最高のフリーキッカー

カウンターサッカーを行う場合、セットプレーが大きな得点チャンスにつながります。

相手ゴールに近い位置でのフリーキック、センターバックも攻撃に参加できるコーナーキック、PKなどのセットプレーも数少ない得点チャンスです。

それらのセットプレーを得点に結びつける最高のフリーキッカーが必要です。

強豪チームのカウンターサッカーは相手にノーチャンス

レアル・マドリードのようなタレントを揃えた強豪チームがカウンターサッカーをすると、格下のチームにはノーチャンスになります。

好調時のレアル・マドリードはベイル、ベンゼマ、ロナウドのBBCが高速カウンターを発動し、そこに中盤の選手が絡んだカウンターは、シュートミスを願うしかないという相手ディフェンダーにとっては驚異のカウンターでした。

まとめ

カウンターサッカーは守備的でつまらないと批判されることも多いですが、組織的に、テクニックを見せながら行う高速カウンターは非常に魅力的です。

また、実力で劣る格下のチームが少ないチャンスをモノにして格上のチームを倒すジャイアントキリングはサッカーの醍醐味のひとつです。

日本代表も現在、ハリルホジッチ監督の指導で縦に早いカウンターを身につけようとしていますが、これも格上の南米やヨーロッパ勢に勝つためには効果的かもしれません。