スポンサーリンク

ワールドカップ日本代表にベテラン枠が必要なかったのは本田圭佑選手がいたから

なぜ日本代表メンバーにサプライズがなかったのか?なぜ日本代表にチームをまとめるベテラン枠の選手がいなかったのか?

サプライズはともかく、ベテラン枠については今だから言えることですが、まぎれもなく本田圭佑選手という大きな存在があったからこそベテラン枠というものが必要なかったのでしょう。

関連記事⇒豪州に移籍した名言連発のクラブ経営者でもある本田圭佑選手の初がつくもの

日本代表のメンバー愛用スパイク情報⇒2018ロシアワールドカップ日本代表選手が履いた日本代表が愛用するスパイクまとめ

過去の好成績にはベテラン選手の存在あり

過去日本代表がグループリーグを突破してベスト16に進出したワールドカップでは戦力というよりはチームを落ち着かせる、まとめる役割を担ったベテラン枠というものが存在しました。

2002日韓ワールドカップの秋田選手と中山選手

日本にとって2度目のワールドカップとなった日韓ワールドカップでは、秋田豊選手と中山雅史選手という2選手がベテラン枠として招集されていました。

両選手は事前の強化試合でもほとんどテストされていなかったことからも戦力としての役割よりも精神的な主柱としての役割を期待されていたことがわかります。

2010南アフリカワールドカップの川口能活選手

背番号は最終番号、第3GKとしての招集からも川口選手には戦力よりも精神的な主柱としての役割を期待されていたことがわかります。

川島選手と楢崎選手がいる中で、第3GKという役割的に、経験を積ませるという面ではほかにも召集するべきゴールキーパーはいました。

それでもこの選手を招集したのは当時上手くいっていなかった日本代表をまとめる役割を期待されたからでしょう。

ベテラン枠の役割は豊富な経験からの精神的な主柱

過去2回のワールドカップのメンバーから考えても、ベテラン枠の役割は豊富な経験からの精神的な主柱としてチームをまとめたりムードを作ったり苦しいときにチームを鼓舞する役割が必要なことがわかります。

日本代表は経験が足りないからベテラン枠が必要だった

日本代表が初めてワールドカップに出場したのは1998年のフランスワールドカップ

そして日本人選手が世界を舞台に活躍するようになったのは、日韓ワールドカップ後のヨーロッパへの移籍ラッシュからです。

世界の強豪国に比べて日本代表には国際試合の真剣勝負の経験が圧倒的に足りなかったのです。

今の日本代表には経験豊富な選手がたくさん

しかし今の日本代表にはたくさんの世界の舞台で真剣勝負を行なった経験を持つ選手がいます。

チャンピオンズリーグ出場、元ACミラン10番の本田圭佑選手、ドルトムントで優勝を経験しマンチェスターユナイテッドでも戦った香川真司選手、インテルで中心選手としてゲームキャプテンまで務めた長友佑都選手、ドイツで必要不可欠な存在となった長谷部誠選手など・・・

日本代表のメンバー愛用スパイク情報
2018ロシアワールドカップ日本代表選手が履いた日本代表が愛用するスパイクまとめ

今の日本代表に精神的な役割のベテラン枠は必要ない

日本代表の誇るメンタルモンスターとして本田圭佑選手の右にでるものはいないでしょう。

実績やサッカーのテクニック的な巧さでいえば香川選手の方が上かもしれません。

運動量などのフィジカルでいえば長友選手の方が上でしょう。

しかし、メンタルや大舞台での強さという部分に着目すると本田圭佑選手が最強の選手を超えた選手だと思います。

つまり、精神的な役割を担うことができる選手がいることから、精神的な主柱を担うだけのベテラン枠は今の日本代表には必要がないのです。

特出した本田圭佑選手という精神的な存在

過去にメディアで本田選手のように自分の考えを伝えてきた選手はいたでしょうか?

出る杭は打たれる文化の日本社会の中で、ベテラン若手、選手監督(会長)問わず真っ向から対話を行い、時に批判されながらもブレない姿精神的なメンタル的な強さを感じます。

ベンチから選手にアドバイスを送る

ロシアワールドカップグループリーグ2戦目のセネガル戦の前半での失点直後にピッチの選手にベンチから落ち着けのジェスチャーを行っていました。

元ACミラン10番の肩書を持つ選手がベンチから指示を送るだけでもピッチの選手は助けられるでしょう。

プレー中断時に乾選手を呼び出してアドバイス

プレーの中断時にベンチから選手にアドバイスを送る本田選手の姿が何度か見られましたが、アンチ本田ファンにとっては「試合にでれないくせにでしゃばるな!」と思った人もいるでしょう。

しかし、あの経験豊富な本田選手がこのような行動をすることに意味があるのです。

そしてそんな選手がピッチに登場すれば選手は勢いづくのは当然のことでしょう。

西野采配を名采配にしたのは本田圭佑選手

西野監督の名采配というよりは、本田選手の持ってる本田を存分に発揮したからこそ西野采配は名采配になったのです。もしゴールにつながる仕事ができなければ西野監督の采配は名采配ではなく迷采配と言われていたでしょう。

本田選手を起用した西野監督の采配を誉める人もいるでしょうが、管理人のわがままです!西野采配を名采配にしたのは本田選手ということにしてください(笑)

日本代表の選手間の話し合いの中心には本田選手

ニュースなどでピッチ上で選手同士が話し合っている風景が放送されることがありますが、そこには本田圭佑選手がいることが多いと思います。

今までベテラン枠の選手が行っていた役割を本田選手がこなしていることがわかる映像ですね。

まとめ

この記事を書いている時点でロシアワールドカップを戦う日本代表は2戦目を終えて1勝1引き分けの勝ち点4でグループリーグ突破に向けて非常に有利な状況にいます。

アンチが多い本田圭佑選手ですが、そんな本田圭佑選手が日本代表を救うプレーをしているのは事実です。管理人である私は元々本田選手のファンなのでうれしい限りで本記事を大会中に執筆しました。

今回のロシアワールドカップの日本代表の中でメンタル面のMVPか選ぶのであれば本田圭佑選手が選ばれるのは濃厚でしょう!