2018ロシアワールドカップの決勝トーナメント出場チームがついに決定しました。
そこで、今回はもっとワールドカップを楽しく観戦できるようにロシアワールドカップの決勝トーナメント出場チームのサッカースタイル・戦術や特徴を分析してみようと思います。
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Contents
- 1 ロシアワールドカップのグループリーグ突破国
- 1.1 ウルグアイ代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.2 ロシア代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.3 スペイン代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.4 ポルトガル代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.5 フランス代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.6 デンマーク代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.7 クロアチア代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.8 アルゼンチン代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.9 ブラジル代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.10 スイス代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.11 スウェーデン代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.12 メキシコ代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.13 イングランド代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.14 ベルギー代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.15 コロンビア代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
- 1.16 日本代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
ロシアワールドカップのグループリーグ突破国
ウルグアイ代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
世界最強の2トップと言っても過言ではないスアレスとカバーニの2トップの存在自体がウルグアイのサッカースタイルであり、戦術
そこに日頃から南米の強豪相手に鍛えられている堅牢な守備網はグループリーグ無失点を達成
ロシア代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
ロシアワールドカップ出場国のうちFIFAランク最下位のチームがワールドカッップ開催国の最低ノルマのグループリーグ突破を達成
サッカースタイルや戦術としてはサッカー自体よりもホームアドバンテージがチームの強み
初戦のサウジアラビア代表との試合で5得点の大勝がチームをのせた
スペイン代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
かつての圧倒的だったポゼッションスタイルのティキタカはなりをひそめているが、それでもショートパスでボールキープをさせればまだまだ強い
レアルマドリードのイスコやセルヒオ・ラモス、カルバハルなど日頃から知っているチームメートがいるのはスペインの強み
実力派揃いのメンバーが決勝トーナメントで調子を上げてくれば優勝も十分にあり得る
ポルトガル代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
圧倒的な決定力を誇るレアルマドリードのクリスティアーノ・ロナウドは得点王最有力候補でありまさに「戦術はロナウド」の状態
そこにトリックスターのモウチーニョやテクニカルなゴールの多いクアレスマなどが絡む攻撃的スタイルはこれまた優勝候補
カウンターもポゼッションも両方こなすのが今のポルトガル代表のサッカー
フランス代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
今や世界最高のストライカーの一人であるグリーズマン、攻守両面で世界トップクラスのポグバ、パリSGのエムパべ、ダイナモのカンテ、レアルマドリードのヴァランなど、豪華な布陣を要するフランスはメンバーだけ見れば優勝してもおかしくはないが、いかんせん若いメンバーが多くチームとしての経験が不足気味
その証拠にグループリーグでは意外に苦戦していた。
攻撃に関して言えば組織よりも個人技色のつよいサッカーになってしまっている印象だが、守備は安定している
デンマーク代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
トッテナムのエリクセンを中心としたボールを保持するポゼッションサッカースタイルのデンマーク代表
点取り屋の不在から、ベスト8に進出できれば成功と言えるのではないか?
クロアチア代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
チャンピオンズリーグを3連覇したレアルマドリードの中心選手であるモドリッチとバルセロナのラキティッチ、ユベントスのマンジュキッチのテクニックの高い適材適所のコンビネーションを最大限に生かすのが今のクロアチアのサッカースタイル
ベスト4くらいの実力は十分にある
アルゼンチン代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
またも奇跡をおこしたメッシの活躍で辛くも決勝トーナメント進出
アルゼンチン代表の戦術はメッシでしょう。
逆にメッシが抑えられた時のプランBに課題がある
メッシをいかに生かすか?もちろんアグエロやディ・マリアなど、その他の選手もかなりレベルは高いですが、なぜか毎度代表チームは苦戦
メッシの消耗も激しく、優勝は厳しいでしょう。
ブラジル代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
さすがの一言、ドイツ代表が大苦戦した中で順当にグループリーグ突破。
前回大会で1-7の歴史的大敗を喫したブラジル代表はリベンジに燃えていたことでしょう。
中心選手は間違いなくネイマールであり、そこにパウリーニョやマルセロなどが絡む切れ味鋭いカウンターは今のブラジル代表のサッカースタイルであり戦術。
中盤のダイナモ、レアルマドリードのカゼミロも欠かせない存在であり、攻守両面で優勝に向けて死角は少ないとみるが、気になるのはグループリーグ最終戦でのマルセロのケガ・・・
能力・経験ともにネイマールと同様に欠かせない存在であるだけに状態が心配
スイス代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
永世中立国のスイスはその国の存在のようにしっかりグループリーグ突破
決勝トーナメント進出についてはセルビアとの闘いだったが、サッカー王国ブラジル1-1の引き分けに持ち込んだように守備も攻撃もある程度高いレベルにある。
特に守備に関しては、ロシアワールドカップ予選のプレーオフで見せたようにかなり堅い守備が特徴であるが、攻撃面にかんしては得点力不足が課題
94年ワールドカップ以降はベスト16の壁に跳ね返されており、今回もベスト16どまりか?
スウェーデン代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
スウェーデン代表と言えば神ズラタン・イブラヒモビッチのチームでしたが、イブラヒモビッチはこのチームにはいません。
サッカースタイル・・・すみません、ドイツが上がってくると思っていたので、ノーマークであまりわかりません・・・
しかし、ポゼッションスタイルのドイツ代表を苦しめたことからも、ポゼッションスタイルのチームがよく苦戦するハードワークを信条に最後をしっかり守って、カウンターに持っていくサッカースタイルではないかと思います。
メキシコ代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
やっぱり上がってきました、94年ワールドカップからずっとベスト16という成績を残しているメキシコ代表
エルナンデス、ロサノ、ドスサントス、グアルダード、そして鉄壁のGKのオチョアなど、実はタレントが豊富なチーム
高地で鍛えられた体力をベースにしっかり守って、このタレントたちがカウンターを決めるのが得点パターンでありメキシコのサッカースタイル・戦術
イングランド代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
トッテナムで30得点をあげたケインとマンチェスターシティのスターリングの2トップがイングランドの特徴であり強みだが、そのほかの選手の能力はもう一押し足りない印象
特徴的な戦術としてはタイプの違う多種多様なフォワード陣容の起用方法か?
スーパーサブとして奇跡のレスターの一員であるヴァーディーのスピードもおもしろい
現実的な目標はベスト8あたりか?
ベルギー代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
ルカクをはじめ、アザール、デブライネ、コンパニ、クルトワと世代最強のセンターラインがベルギーの特徴であり強み
全体的に能力が高いため、圧倒的な選手の不在ということから、逆境の時に頼る選手がいないのが弱点か?
コロンビア代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
初戦でまさかの日本に敗退を喫したチームが見事に立て直し、最終的にはグループリーグ1位突破
ストライカーのファルカオ、バイエルンのハメス・ロドリゲス、ユーベのクアドラードなど、世界的レベルのタレントが揃う
サッカースタイルは従来の南米スタイルの高いテクニックを生かしたサッカーとハメス・ロドリゲスがタクトをふるう攻撃があるが、グループリーグ最終戦でのハメス・ロドリゲスのケガの具合がどう影響するか?
日本代表のロシアワールドカップでのサッカースタイル・戦術
最後はフェアプレーポイントに助けられた日本代表は8年ぶりのベスト16進出
大会前の監督交代と言うドタバタ劇を乗り越えた選手たちは4年前とは違い経験豊富な選手が揃う
中心選手は、ドルトムントの中心選手の香川真司、元ACミラン10番の本田圭佑、そしてハンパないが流行っている大迫勇也、リーガで存在感を発揮した乾貴士、プレミアで不動のCBに成長した吉田麻也など・・・実は中レベルのタレントは豊富
サッカースタイルや戦術は、ハリル前監督は縦に早いカウンターサッカーを目指していたが日本代表には根付かず、最終的には4年前のポゼッションスタイルのザックスタイルに近い形に見える