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2018年日本代表の総括と2019年に向けた森保ジャパンの変化について

2018年サッカー日本代表成績

2018年サッカー日本代表成績

6勝5敗3分け 勝率42%

27得点20失点

年度別単純比較は参考にならない?

年度別成績だけを見れば2016年が特出して好成績をあげているように見えますが、2016年はアジア勢との対戦が続いた影響からです。

2018年はロシアワールドカップがあったりでFIFAランク上位の国との対戦が続いたため単純な年度別成績の比較は参考にならないでしょう。

2018年サッカー日本代表大陸別対戦成績

日本代表の南米苦手意識はなくなった?

かつて日本代表は中南米大陸の国に対して苦手意識をもっていると言われてきましたが、2018年はその中南米勢を相手に無敗で得意な相手となっています。

勝利した対戦相手もワールドカップで対戦したコロンビア、ロシアワールドカップ出場国のコスタリカとパナマ、そして強豪ウルグアイなど決してFIFAランク下位の相手に勝利したのではありません。

特に森保ジャパンになってからはウルグアイに2000年代になってから初めて勝利するなどの大きな躍進を見せています。

ヨーロッパの国に全敗した2018年

見逃せないのが、代表として戦うなかで避けては通れないヨーロッパ勢との対戦成績

今まではヨーロッパ中堅国相手にはいい試合を見せていたり強豪国にはジャイアントキリングを見せるなどのサプライズもありましたが、2018年にかぎってはポーランド、ベルギーなどの強豪国に敗退でヨーロッパ勢に全敗

UEFAネーションズリーグの影響でヨーロッパ勢との強化試合が組みにくい中でのこの成績は日本代表の不安な点ですね。

関連記事⇒ヨーロッパ新リーグのUEFAネーションズリーグは世代交代に影響あり?

日本代表の世代交代について

2018年はワールドカップが終わりハリルホジッチ監督⇒西野監督⇒森保監督と監督が交代したこともあり日本代表の世代交代が進んだということが大きな日本代表の変化でした。

日本代表主力メンバーの変化

・2018年ワールドカップ時の主な主力メンバー

川島、吉田、昌子、長友、酒井宏、長谷部、柴崎、乾、原口、香川、大迫

・2018年森保ジャパン主力メンバー

東口、吉田、冨安、長友、酒井宏、遠藤航、柴崎、南野、堂安、中島、大迫

日本代表キャプテンが交代 長谷部⇒吉田

大きな変化のひとつがロシアワールドカップ後に代表引退を表明した長谷部誠キャプテンから今や日本の砦となった世界的なセンターバックの吉田麻也キャプテンに日本代表のキャプテンが交代したこと

南アフリカから長く日本代表のキャプテンを務めた長谷部キャプテンの引継ぎはプレッシャーがあるでしょうが、今後の個性的な集団をまとめあげる吉田キャプテンの勇姿が楽しみです。

BIG3が本田、岡崎、香川⇒新BIG3の南野、堂安、中島に

森保ジャパンでの試合はまだ5試合しか行っていませんが、すでに攻撃の中心になりそうな選手が見えています。

以前の日本代表では本田選手、岡崎選手、香川選手が日本代表のBIG3と言われ印象的な活躍をしてきましたが、現在の森保ジャパンでは南野選手、堂安選手、中島選手が日本代表の新BIG3と言われています。

この3人がそろった時のパスワークによる攻撃はすでにたくさんのサポーターを魅了しています。

日本代表サッカースタイルの変化

ハリル時代のカウンターサッカーは日本代表に定着せず

ハリルホジッチ監督による縦に早いサッカーを目指したカウンターサッカーは日本代表には定着せず、成績も低迷、人気も低迷するという事態を招いてしまいました。

一部ではハリル解任には選手が動いたという声もありますが、真相は判明せず

西野体制でポゼッションに回帰しワールドカップベスト16

ハリルホジッチ監督解任後に急遽日本代表の監督となった西野監督時代の日本代表では、BIG3の復帰とポゼッションスタイルに回帰したサッカースタイルでワールドカップベスト16に進出するといった一定の成果がでました

しかしワールドカップを去るベルギー戦の3失点目は、ハリルの目指したお手本のような縦に早いカウンターからの失点ということになってしまいました。

森保ジャパンで世代交代+日本らしいサッカースタイルに

森保監督交代後に主力になった新BIG3の南野選手、堂安選手、中島選手の台頭により日本がもともと得意としていたパスワークで相手を崩すスタイルが復活

ウルグアイ相手にも勝利するという一定の結果をだしたことによって、世代交代+日本らしいサッカースタイルの定着を印象付けている

好調を維持し2019アジアカップへ

森保ジャパン発足後は4勝1分けと好調を維持している日本代表は前大会PK戦で敗退しベスト8に終わったアジアカップへのリベンジに向かいます

アジア王者を取り戻せるか?2019年は年明け早々新生日本代表のアジアカップに注目です。