2019年6月9日に行われたキリンチャレンジカップ2019の日本代表対エルサルバドル代表の試合で元バルセロナということで注目されていた久保建英選手が18歳5日で日本代表史上2番目の若さで日本代表デビューを飾りました(Jリーグ開幕以降日本代表史上最も若いのは市川大祐選手の17歳322日)。
今回は久保建英選手と同様に18歳で代表デビューを飾った選手たちが豪華すぎるので一例をまとめてみます。
Contents
クリスティアーノ・ロナウド ポルトガル代表デビュー
バロンドール獲得回数が5回で歴代1位タイのポルトガル代表であり以前所属したレアルマドリードではCL3連覇など世界最高のサッカー選手と評されるユベントス所属のクリスティアーノ・ロナウドはポルトガル代表のデビューは18歳の時のカザフスタン戦(2003年8月20日)。
リオネル・メッシ アルゼンチン代表デビュー
バロンドール獲得回数5回とクリロナと並んで歴代1位タイ、バルセロナでは不動のエースとして説明の必要がないくらいの大活躍を見せているリオネル・メッシ。
最高のサッカー選手はだれか?という問いにクリスティアーノ・ロナウドとリオネル・メッシで意見が分かれるメッシですが、アルゼンチン代表デビューは18歳の時のハンガリー戦(2005年8月17日)。
小野伸二 日本代表デビュー
一部では日本サッカー史上最高の天才とも評される現在コンサドーレ札幌に所属する小野伸二選手の日本代表デビューは18歳の時の日韓ワールドカップ共催記念試合の韓国戦(1998年4月1日)。
ちなみに小野選手はフランスワールドカップのジャマイカ戦で18歳にしてワールドカップデビューも飾りました。これは今でも日本代表最年少ワールドカップ出場記録となっており、今後も更新される可能性は低い記録です。
日本代表デビューの久保建英選手はどこまで上り詰める?
2019年6月9日のエルサルバドル戦でA代表デビューを飾った久保建英選手ですが、年齢に似合わない試合後のコメント、まるでイニエスタのような攻撃のリズムを作るセンスの良さ、そしてクリロナやメッシのような積極的にゴールを狙う姿勢を併せ持ちます。
順調にキャリアップすれば世界最高峰のクラブでレギュラーをはる可能性は高いでしょう。
バルセロナ⇒FC東京⇒バルサ?レアル?パリSG?マンC?
久保選手はバルセロナでサッカーの英才教育を受けたこともあり、海外志向が高い選手として知られます。
18歳を迎え、移籍の制限がなくなったことですでに久保獲得レースはヨーロッパで加熱していると言われています。
バルセロナ復帰が濃厚と言われていましたが現在はバルサ復帰はほぼ可能性はなくなったとのウワサ。新たに名が挙がっているのはレアルマドリード、パリSG、マンチェスターシティなどどれもチャンピオンズリーグ制覇してもおかしくない世界最高のクラブ。
久保選手の新たな挑戦の舞台はどこになるのでしょう?
過度な注目が一種の不安材料?
代表デビュー後のインタビューでも久保選手が語っていたように、「カメラがベンチに向けられていて気まずかった」というようにそのネームバリューから非常に大きな注目が集まっています。
日本全体からの過度な注目がプレッシャーになり無駄な労力を使ってしまわないためにも早めの海外移籍が必要かもしれません。
日本代表の若き豪華攻撃陣は未知なる可能性を秘める
ここですこし現在の日本代表について触れておきたいと思います。
本田、香川、岡崎のBIG3時代から世代交代が急速に進んだ印象を受ける日本代表。
現在の日本代表を支えるのは中島翔哉(1994年産まれ)堂安律(1998年産まれ)南野拓実(1995年産まれ)冨安健洋(1998年産まれ)そして今回代表デビューを飾った久保建英(2001年産まれ)と非常に若いメンバーで構成されています。
まだまだキャリアップが望める年齢であり、試合を重ねる毎に成長していく日本代表。この中から日本人初のバロンドーラ―やチャンピオンズリーグ優勝メンバーが生まれる可能性は十分にあり、日本代表初のワールドカップベスト8以上も十分に可能でしょう。
若き日本代表は未知なる可能性を秘めていると思います。しかし、その反面ワールドカップ予選で困難な状況になったときは・・・いあや、その時は大迫選手や原口選手、長友選手や吉田選手が日本代表を導いてくれるでしょう。