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サッカー日本代表の東京五輪オーバーエイジ候補のイチオシは本田圭佑

2020年に開催される東京オリンピックの注目種目のサッカー

1968年のメキシコ大会以来のメダルを目指して万全の体制を整える日本サッカーですが、メンバー選考で特に気になるのがオーバーエイジが誰になるのか?

今回は個人的視点と希望的観測がはいった日本代表オーバーエイジ候補について書いてみようと思います。

オリンピックのオーバーエイジって何?

まずは念のためオーバーエイジって何?という人のために・・・

サッカーオリンピック代表のオーバーエイジとは、本来オリンピックの男子サッカーではU-23と言われるようにオリンピック開催年の前年の12月31日時点で23歳以下の選手に出場資格があります。

1996年のアトランタ五輪から24歳以上の選手が3名まで起用可能になり、この24歳以上の3名のことをオーバーエイジと言います。

しかし、選手が所属するクラブチームにはFIFAの開催する大会ではないオリンピックに対して選手の派遣義務はないため前回大会の久保選手のようにクラブの派遣拒否が発生しているという状況です。

個人的な東京五輪オーバーエイジ候補

川島永嗣

長らく日本代表の弱点と言われているゴールキーパーというポジション

ゴールキーパーは経験がモノを言うポジションで若い世代が集まるU-23世代の精神的主中としても期待できると思います。

吉田麻也

今やプレミアで通用するセンターバックとしてA代表でも欠かせない存在となっている日本最高のセンターバック

ロンドンオリンピックでオーバーエイジとして招集されたさいにはキャプテンとしての統率力と守備力、セットプレーでの攻撃力を武器にチームをけん引し、スペイン撃破などを達成し4位という結果に大きく貢献

A代表でコンビを組む冨安健洋選手とのセンターバックコンビがもし実現すればオリンピック代表レベルでは世界最高レベルの守備力が手に入るでしょう

ただ・・・現実的には所属チームでの立場などから招集は困難に思えますが・・・

長友佑都

日本がサイドバック王国だった時代の左サイドの王様で現在でも不動のサイドバックとして君臨する長友選手

東京五輪代表に不動のサイドバックが存在せず、若干弱い印象を受けるのでベターなチョイスだと思います。

本人も日本で開催されるオリンピックということで意欲があるようですが、クラブが応じるか・・・

柴崎岳

中盤で攻撃を操り、ゲームをコントロールできる替えの利かない柴崎選手

柴崎選手がいることによってゲームコントロール以外にもセットプレーなどに関しても戦術の幅が広がると思います。

スペイン2部のデポルティーボに移籍したことにより、オーバーエイジとして召集できる可能性が高まったようにも感じます。

大迫勇也

日本代表のエースで所属するブレーメンでも新エースとして期待のかかる大迫選手

アジアカップでクラブが日本協会に不信感を募らせコパアメリカへの出場は叶いませんでしたが、母国開催のオリンピックへの召集は暗に認めているようなニュースもでています。

柴崎選手と同様にタメの作れるストライカーの大迫選手がいれば攻撃の幅が非常に広まります。

本田圭佑

私がイチオシしたいのは本田圭佑選手

本人も「東京オリンピックでのオーバーエイジ召集を目標にしている」と発言しているように東京五輪へのモチベーションは最高だと思います。

日本人らしからぬ強靭なメンタルを持ち合わせた本田選手がいればサッカーにおいて日本人の誰も経験したことのない未知の金メダルへのプレッシャーにも対応できるでしょう。

しかし、東京五輪日本代表監督の森保監督が召集する気がなさそうにみえるのが残念・・・

現実的な東京五輪オーバーエイジはこの3人?

ここでは希望的観測を抜きに現実的な東京オリンピック代表のオーバーエイジ3人を考えてみます。

東京五輪オーバーエイジは柴崎、植田、中島?

オリンピックでは所属クラブに選手の派遣義務はないため、特にオーバーエイジとしての招集では所属クラブの立場を考慮した選出が必要になります。

そこを考えれば現在2部のデポルティーボに所属する柴崎岳選手は比較的に招集しやすそうです。

さらにベルギーのサークルブルッヘに所属する植田直通選手やポルトに所属の中島翔哉選手も次に書くクラブ事情を考えれば招集しやすそうに思えます。

オリンピックでの活躍で選手価値上昇でクラブにメリットあり

上記3人に関して、オリンピックに選手を派遣することで所属するクラブにもメリットがあります。
それがオリンピックでの活躍による選手の市場価値の上昇です。

各々の所属するクラブはレアルマドリードやバルセロナ、チェルシーやマンチェスターのクラブのようにチャンピオンズリーグを制覇するレベルのチームではないため、選手を育ててトップクラブに高く売る必要があります。

そのためクラブには選手の母国開催の東京五輪という表向きな理由以外にも選手を派遣する理由が存在するのです。

柴崎、植田、中島の3人のオーバーエイジ収集の意味

それではもし柴崎選手、植田選手、中島選手をオーバーエイジで招集できた場合、東京五輪U-23日本代表はどんな感じになるのでしょうか?

まず、植田選手と冨安選手のすでにA代表での経験があり海外での経験もある2選手がセンターバックに並ぶことによってメダル候補レベルの守備力セットプレーでの強さを手に入れることができます。

さらにA代表での経験が豊富な柴崎選手がはいることによって不動の攻撃の舵取り役になるためゲーム構成力を手に入れ、ゲームを支配することができるようになるでしょう。

そこに攻撃にアクセントを加えることができてゴールを奪う能力もある中島選手が加わることによって、オリンピック世代レベルでは過去最高レベルに到達できるチーム力になると思います。

まとめ

希望的観測でいえば、フォワードに大迫選手がいれば・・・センターバックなら吉田選手でしょう・・・などの考えもありますが、現実的に考えれば上記3人がベターな選択ではないでしょうか?

母国開催の東京五輪はもうすぐです!
いったいどんな18人のメンバーが選ばれるのでしょうか?